【レビュー】Negicco "Rice & Snow" ~その後①~
前回は、Negiccoのセカンドアルバム「Rice & Snow」のレビューを書いてみたが、本記事では筆者がNegiccoについて、楽曲以外のことを書いていこうと思う。文体も変わる。
その日は突然訪れた!
まあ、もともと「アイドル」ってジャンルは別に嫌いではないんですよ。テレビで可愛いアイドルが歌い踊ってれば食いつくし、ももクロファンの兄もいるし。ただまあ他にも聴きたい音楽はたくさんあっただけ。年末年始は15年ぶりに新作出したD'Angeloで一杯一杯だったのよ。だから、光のシュプールがオリコン5位になったっていうニュースも、数ある音楽ニュースの一つにすぎなかったのさ。
でもyoutubeで聴いた、光のシュプールは確かに良い曲だったし、ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル、通称タマフルでも宇多丸師匠が褒めていたのも聞いて、気になってたの。
さらに、私事だと、学部4年の僕はラスボスであるSOTSURONをやっつけなくちゃならなくて、結構精神的に参っていて、どこかでアイドルを求めていたのかもしれない。
そんなときに、Negiccoがアルバム出すっていうから、まあ買ってみるか、ベストアルバムもファーストアルバムも買ってなかったしな、っていう。そんなノリだったんですよ。
しかもちょうどいいことに研究室の先生が、アルバムの発売週に海外出張で不在だったから、少し自由に時間が使えて。
よし、だったらタワレコ渋谷のリリイベに行ってやるか。
そんな軽いノリでした。でしたんですヨ…
で、一応、参加券がなくなってたらアレだなあと思って(この時点で行く気マンマンでしたね)、1/25の午前中のお店に行って確保。整理番号も50番台と、まあまあいい数字。一旦大学に行って夕方再び渋谷へ。並んでいると、周りは古くからのファンらしき人ばかりで。
ああ~部外者感はんぱねえなあ。来るの間違ってたかなあ~とか思いながら、ちゃっかり前から3列目を確保していた(笑)。
そして18時半にイベント開始。渋谷のタワレコ地下1階だから多分キャパは300人くらいでしょうか、満員でした。youtubeのライブ映像で聴いたことのある登場曲が流れだすと、会場が歓声に包まれて…
セットリストはこれね。
M1 光のシュプール
M2 1000%の片想い
M3 BLUE, GREEN, RED AND GONE
M4 トリプル!WONDERLAND
M5 さよならMUSIC
いきなり光のシュプールが聴けるわドラムンベースがかっちょいいM3が聴けるわ、N・e・g・i・c・c・o!の掛け声がチョー楽しいM4が聴けるわ…
最高でした。ははは。
そしてNegiccoの3人が可愛い‼やっぱりね、アイドルを間近で生で見てしまうともう駄目ね。
んで、ミニライブ終了後のチェキ&ハイタッチ会。
前の方にいた古参のファンたちはメンバーと楽しげな会話をしているのを眺めていると、自分の番になったとき、僕はどーしたらいーんだろーと思ってたんだけど、
メンバーの人が(今となっては誰だった定かでない)、
「ハイ!ネギポーズ!」
って言ってくれて助かった。その後のハイタッチしている間、僕は「ありがとうございます」と言うことしかできなかった。
この日は21時半から「南波一海のアイドル三十六房」もあったから適当に時間をつぶして再びタワレコへ。
イベントはDJ Meguのプレイからスタート。Negiccoの曲以外はほとんどわからんかったけど、EspeciaのMount Upが流れたときはアガった。
トークの内容は、この日に限定発売したオリジナルカクテルの話とか、最近恋バナが多いとか、そんな話ばかりで、アルバムの話については、アートワークの小道具の話くらいでした。楽曲については
曲は良い
で片づけられてた(笑)。イベント時にも言われていたが、インタビューで楽曲の話ではなくてそれぞれのキャラクターを知りたいと思わせるのは、それはNegiccoがスターである証だと。その通りだ。
最後にもう一度「光のシュプール」を披露してこの日のイベントは全て終了。見事に私のハートは彼女たちに射止められてしまったのだった。
この話、まだ少しだけ続くのでまた改めて書きます。