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【レビュー】わーすた「The World Standard」

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Negiccoにハマってからというもの、ちょくちょく他のアイドル現場にも行くようになってきた私。そんな私が今ハマりかけているのが「わーすた」という5人組アイドル。avexのアイドル専門レーベル「iDOL Street」よりアルバム「The World Standard」でメジャーデビューしたのですが、これが意外と良かったので紹介します。
 

そもそも「わーすた」って?

「わーすた」は前述した通り、「iDOL Street」というレーベルに所属するアイドル。レーベルメイトにはSUPER☆GiRLS、Cheeky Parade、GEMがいます。メンバーは以下の5人です。
 
 
名前設定メンバーカラ―
坂元 葉月(さかもと はづき) 魔法少女ハヅキング パステルイエロー
※廣川 奈々聖(ひろかわ ななせ) 魔法少女ななせ→ぬ パステルグリーン
松田 美里(まつだ みり) 魔法少女みり→ぬ パステルパープル
小玉 梨々華(こだま りりか) 魔法少女リリカル・リリカ パステルブルー
※三品 瑠香(みしな るか) 魔法少女るかるん♥ パステルピンク
 
※印が付いたメンバーがボーカル担当。残りはダンス担当です。ふりがなの後に書いたのは公式のプロフィールページに載っていたもの。どうやらステージに上がると魔法少女に変身する設定らしいのですが、ちょっとよくわからないです笑。ヴィジュアルプロデュースを担当している木村優さんのブログにコンセプト等が載っているので、気になる方はあとで読んで見てください。
 
2015年3月39日に結成したわーすたはインディーズでミュージックカードという形態で10月に「いぬねこ。青春真っ盛り」を発表。同曲は「第4回アイドル楽曲大賞2015」インディーズ/地方アイドル楽曲部門で1位になっているので、もしかしたらご存知の方もおられるかもしれません。
 
そして2016年5月にアルバム「The World Standard」でメジャーデビュー。聞いてみたら、意外と良かった!
 

「The World Standard」レビュー

01 うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ

アルバムに先行してMVが発表されていた楽曲。曲名がアレだし、歌詞もRPGっぽい。ビデオもなんか敵と戦ってる。楽曲としては、MVありきなのではないかと思わせるほどに、ストーリーに沿って激しく曲調が変化しています。ロックから入り、バラード調になったかと思えばトラップ系が来て、マーチング...といった感じ。エピローグにあたるアウトロは拍子も変わる、ジェットコースターのような楽曲。
 
正直個人的には好きじゃない(苦笑)しかしこれだけ聴いてヴィジュアルだけみて掘り下げるのをやめるのはもったいない!それに歌唱は良いんですよ。歌えるメンバーとそうでないメンバーを分けたうえで、ダンスメインのメンバーにはセリフっぽいパートを振ってます。そしてこれがまた可愛く仕上がっていて考えられているなあと思います。
 

02 Doki Doki♡today

今のところ一番好きなのはこの曲。イントロのシンセの音が好みなんですよね。わかりやすい今風のポップスですが、オタクがコールを入れやすいようにもなっていて、バランスのとれた佳曲といった感じ。
 

03 ワンダフル・ワールド

こちらも今風なシンセが際立つ曲。サビへ向かっていくところの展開なんかもEDMを踏襲した感じで、ライブでも盛り上がりそうな曲。特に、スタジアムとかの大きな会場でシンガロングしたら楽しそう!
 

04 好きな人とか居ますか

メロディーはセツナ系のラブソング。テンポはアイドルソング用に早くなっていますが、R&Bのテイストが感じられる楽曲になっています。アレンジに関わっているのはHiroki Sagawaという方で、なんとこの方は三代目J Soul Brothersに「花火」を楽曲提供しております(本アルバムでもM1, M4, M6, M7, M9, M10と半数の楽曲に関わっていますが)。なので、ジャパニーズR&Bな感じ。でもその中に、とくに間奏部分に顕著ですけどボサノバも取り入られていて、結構新しいタイプなんじゃないでしょうか。
 

05 Zili Zili Love

ジャジーなスイングというかキャバレー感のある曲。歌詞も大人の恋愛を歌ったもの。そして三品瑠香さんの艶っぽい歌唱を味わえる曲でもあります。この曲に限ったことではないですが、三品さんの歌はアイドルらしからぬ表現なので、こういった楽曲には合っていると思います。
 

06 らんらん・時代

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スパニッシュギターが特徴的な、かっこいいダンスナンバー。「うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ」ばかりが注目されてしまいがちですが、こういうクールな楽曲もあるのがわーすたの特徴でしょうか。
 

07 にこにこハンブンコ

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歌のクオリティが...と思ったらメインボーカルが抜けた 3人による歌唱でした。歌詞は、「ハンブンコしたらハッピー」的なしょうもなく可愛い内容なので、ワンマンでメインボーカルの休憩タイムにでも使われるんじゃないでしょうか。
 

08 スイカ割り

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サビはサンバでノリの良い曲なのですが、Aメロはパーカッションとピアノとボーカルのみというシンプルに始まるなど、緩急がついた楽曲。
 

09 ちいさな ちいさな

バンジョーとフィドルの入った、カントリー調の歌。 作曲者の鈴木まなかさんの、自身が母子家庭で育った経験から書かれた曲だそうです。
 

10 いぬねこ。青春真っ盛り

まあ、一番アイドルっぽい曲。「ねこ?ねこ?にゃんにゃんにゃん いぬ?いぬ?いぬ?わんわんわん」というサビ前の歌詞が恥ずかしいです笑。
 

11 いまはむかし

通常版のみに収録されている楽曲。こちらも作曲の鈴木まなかさんの実体験に基づいた楽曲。亡くなった祖父へ向けた曲とのこと。

まとめ

「うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ」のインパクトが強いので、これが気に入らないと、他の楽曲を聴かずに終わってしまうかもしれません。でも、それは絶対に損してます。様々なジャンルを取り入れた粒ぞろいの楽曲が揃っているので、とりあえずアルバムを一周してみる事をお勧めします。全11曲45分とタイトなので曲名とネコ耳で偏見を持った方は是非一度試聴してみてください。そして、本領はやはりライブパフォーマンスだと思うので、見てみてください。歌とダンスのクオリティーは一定水準を軽々とクリアしているので、結構オススメですよ。