【レビュー】 Juice=Juice 「Dream Road~心が躍り出してる~/KEEP ON 上昇志向!!/明日やろうはバカやろう」
Juice=Juiceのメジャー8作目の作品はメジャーデビューシングル以来のトリプルA面。シングル発売は2016年2月の「Next is you!/カラダだけが大人になったんじゃない」以来(厳密にはNext You名義で「大人の事情」を配信限定でリリースしている)。
異なったジャンルの3曲が収録されていて、11月7日に開催される日本武道館公演直前にリリースされたシングル。
Dream Road~心が躍り出してる~
作詞 | つんく |
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作曲 | つんく |
編曲 | 江上浩太郎 |
「Dream Road~心が躍り出してる~」は作詞作曲をつんくが担当している。アイドルソングにEDMというとまあ、ここ1,2年は特にEDMをコンセプトにしていなくても多く採用されているジャンルだ。Juice=Juice的には「大人の事情」なんかは平田祥一郎が編曲に関わっていて、それに続くEDMということになる。
私が最近のEDMを聴いていて思うのは、ここに来てなんかサックスを取り入れた曲が増えたなあということ。callmeのセカンドアルバム収録の「Cosmic Walk」とか夢みるアドレセンスの「リーダーシップ」とか。別にそれをどうこうというわけではないけれど。
曲自体はド直球な応援ソングになっていて、サビでは「Go! 夢を追え Ready go! 未来をつかめ」と力強く歌い上げている。
私が最近のEDMを聴いていて思うのは、ここに来てなんかサックスを取り入れた曲が増えたなあということ。callmeのセカンドアルバム収録の「Cosmic Walk」とか夢みるアドレセンスの「リーダーシップ」とか。別にそれをどうこうというわけではないけれど。
曲自体はド直球な応援ソングになっていて、サビでは「Go! 夢を追え Ready go! 未来をつかめ」と力強く歌い上げている。
KEEP ON 上昇志向!!
作詞 | 前山田健一 |
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作曲 | 前山田健一 |
編曲 | ダンス☆マン |
正直この曲のインパクトが強すぎて、他の曲が埋もれている感がある。もろに70年台のマイケル・ジャクソンを意識した楽曲。曲の入りが「Don't Stop Till You Get Enough」からの「Thriller」という、笑っちゃうくらいのマイケル。シャウトやら合いの手やらも思いっきりマイケル。振り付けもムーンウォークとかグラビティブーツとか、やっぱりマイケル。MVもディスコ、つまりマイケル。
編曲はかの「LOVEマシーン」も手がけたダンス☆マンということで、ディスコ・ファンクとして秀逸な出来栄え。そして前山田健一とハロプロの相性の良さはこぶしファクトリーの「チョット愚直に!猪突猛進」で実証済み。最高。
編曲はかの「LOVEマシーン」も手がけたダンス☆マンということで、ディスコ・ファンクとして秀逸な出来栄え。そして前山田健一とハロプロの相性の良さはこぶしファクトリーの「チョット愚直に!猪突猛進」で実証済み。最高。
明日やろうはバカやろう
作詞 | 福田花音 |
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作曲 | 板垣祐介 |
編曲 | 板垣祐介 |
「明日やろうはバカやろう」は作詞を元アンジュルムの福田花音が担当したことが話題の曲。「テスト勉強あるある」やら「ダイエットあるある」を盛り込みつつの、サビではタイトルに帰結する。おじさんにはこの流れがよくわからないな。
曲調もロックということで、個人的にも残念ながら好みではない。その他のポイントとしては、福田花音と同郷(埼玉県)である金澤朋子さんがセンターを務めているというのが挙げられる。
曲調もロックということで、個人的にも残念ながら好みではない。その他のポイントとしては、福田花音と同郷(埼玉県)である金澤朋子さんがセンターを務めているというのが挙げられる。
まとめ
220公演のライブハウスツアー、そしてドラマ「武道館」の主演などなど、ハロプロの中でもかなり盛り上がっているグループであるJuice=Juice。前述した通り、2016年11月7日に単独でも日本武道館公演も控えている。シングルの売上という意味では、9月からオリコンチャートの集計方法の変更によって、チャートアクションについて不安がある。しかし是非ともこのシングルを足がかりにして、武道館公演を成功させて欲しい。
Juice=Juice アップフロントワークス 2016-10-26