意識高い系のブログ

Negiccoにハマった人のブログ。Negiccoその他アイドル、文房具など色々書きたい。

クリスマスに男ひとりでディズニーランドに行ったけどさ...

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柄にもなく、こんなエントリーを。

クリスマスになると、「今年もシングルベルだよ」とか「クリぼっちだ…」と嘆く人が現れる。大学生の私の周りは特にそうで、彼氏 / 彼女がいることがものすごくステータスなのである。で、"非リア充"はどうするかというと、普通に家族と過ごしたり、普通に仕事だったり、非リア充同士で傷を舐め合ったり。そして中にはこんな考えに至る輩もいる。

リア充が集まるところに一人で突撃してやるw」

まあ、やるのは勝手ですしネタにはなるけど、全然楽しくないからやめた方がいいよって話。特に、クリスマスに一人でディズニーランドに行くのは。

 

私の今年のクリスマスイブは普通に大学行って、その後バイト。塾講師として働いているので、同僚は大学生ばかり。ぼちぼち冬期講習が始まっているというのに、講師の数が少ないのは気のせいだ。生徒からも「今日働いているということは、彼女いないってことですよね」なんて言われる。やかましい。バイト終わって風呂入って寝る。普段と変わらない木曜日だった。そして次の日。クリスマス当日である。特に予定がなかった私はうかつにも手を出してしまった、「KURI BOCCHI DISNEY」というものに。

 

午前8時。私は舞浜駅にいた。平日だが学生は冬休みに入っているし、クリスマスなので人は多い。訪れた場所はディズニーランド。普段から家族や友人、カップルでにぎわう場所だがクリスマスは家族とかカップルとかカップルとかでにぎわう。園内に入るとクリスマスだからツリーがある。カップルが写真撮ってる。

最初のアトラクションに選んだのは、「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」。「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」公開に便乗して。ちなみに、2016年2月からは「フォースの覚醒・スペシャルバージョン」が楽しめるらしい。一人でいても特にダメージを負わないと思っていたが、予想外の出来事が。アトラクションの列に並びそろそろ順番が回ってくるというとき、キャストのおじさまから「1名でいらっしゃった方、ご案内できます」という言葉が発せられる。行くしかない。元気に「はい!一人です!」と名乗りを上げて案内される。幸い一席だけ余った列にいたのは家族だった。アトラクションそのものは楽しい。乗り物が苦手だからちょっと酔ったが。

バズライトイヤーのアストロブラスター」のファストパスを取得して向かったのは「イッツ・ア・スモールワールド」。ここは待ち時間も短いし、中に入ってもぼーっとしてるだけで済む安全地区。しかし、混んでいるときに一人で行くとそうはいかない。1列4人掛けの椅子に案内されるわけだが、混雑時は相席になる。不幸にも私の隣に座ったのは若いカップル。別に、カップルの2人きりの時間を邪魔してやったw」とか思わない。ただただ申し訳ない気持ちになるだけだ。そんな風に思っていると「世界で一番幸せな船旅」が単なる惨めな船旅に早変わりする。

一人でも楽しめるものというと、ショーやパレード。その内「ワンマンズ・ドリームⅡ」と「ワンス・アポン・ア・タイム」は観覧席が抽選制である。抽選はトゥモローランド・ホールで行われるから行ってみた。 

外れた。両方とも。

気を取り直して次のアトラクションへ。ぼっちディズニーの最大のメリットは「シングルライダー」制度である。「スプラッシュマウンテン」はお一人様なら滅茶苦茶早く乗れる。ファストパス用のエントランスで「シングルライダー」と告げると無言で通してくれる。そのまま乗り場の前まで速攻でたどり着き、奇数グループの人と相乗りする。この制度によって、待ち時間130分のところ、5分で乗れた。ありがとう、シングルライダー

このアトラクションは写真撮影があるわけだが、皆モニターに映る画像をスマートフォンで撮っている。「記念写真の受付はこちらで承っております」というキャストの声が空しく響く。私は買った。クリスマス仕様の立てかけられるタイプだ。

先にも書いたように、私は乗り物が苦手だから正直シングルライダー制度はメリットでも何でもない。もうくたびれた。シンデレラ城前で一休みする。皆、記念撮影をしている。セルフィ文化が根付いた現在は、写真を協力して撮りあうことはあまり行われない。セルカ棒を駆使したり寝転がりながら楽しそうに撮っている。

私も記念に写真を撮ってみたかった。私が持っているSmartband Talkはカメラのシャッターを遠隔で切ることができるからこれを利用しようと思った。しかしカメラを立てかける場所がなくて角度がうまく合わせられなかったからやめた。逆光だったし。

ファストパスの時間になったから「バズライトイヤーのアストロブラスター」へ向かう。光線銃でターゲットを狙い撃って得点を競うアトラクションだ。一人で乗ると、2丁拳銃が楽しめる。しかし、これをやると得点が分散されるからハイスコアは狙えない。

正直全然楽しくなくてうんざりしていたのでアトラクションには乗らず、適当に園内をダラダラ歩き回っていた。なんかキャラクターがグリーティングしているから写真撮ってみた。目線が合わない。こっち向いてくれない。

実は、今日は他に予定があった。それは地域の清掃活動。私の大学もこれに参加していて、ボランティア精神の塊である私はできるだけ参加するようにしている。このイベントがまさにクリスマス当日なのであった。時間になったので逃げるようにこちらに出向くことにした。一応再入場もできるし、また戻ってくればいいや、と一旦退園した。

 

大学に到着した。清掃活動に参加しているのは大学職員と学生の一部。少しでもディズニーの世界観を持ち込もうと、パーク内で買ったカチューシャを着けて参加した。集合場所に行くと職員さんから「どうした?ええと、突っ込んでも良いの?」と言われた。「舞い上がっているんです。舞浜だけに。」とくだらないシャレはギリギリで飲み込む。

清掃活動には真面目に取り組む。目立つのはタバコの吸い殻、あとは菓子の包装紙。掃除に精を出すと、心も綺麗になるような気がする。

ゴミ拾いをしていると、下校中の女子小学生が寄って来て私の頭からカチューシャを取り上げた。「何やってんの?」ごもっともだ。「お姉さんの方が可愛い」と、カチューシャを近くにいた女性職員の頭に着ける。確かに可愛い。その後少しクリスマストークをした。「サンタさんは来た?」と職員が聞くと「サンタさんはお父さんお母さんがいる家にしか来ないよ。」という夢のない回答だった。私は夢の国から来たというのに。最後に彼女はカチューシャを私の頭に返すと「似合ってるよ(棒)」と言って去っていった。カチューシャした見知らぬ男に話しかけるなんて大した器の持ち主であった。

 

研究室に行ったら急に倦怠感に襲われて、とてもじゃないがディズニーランドに再入園する気持ちにはなれなかった。なので家に帰った。途中、本日入荷のNegccoのCD「圧倒的なスタイル NEGi BAND ver.」を購入した。

 

というわけで、ネタで一人ディズニーに挑戦しても全然楽しくない、という話だった。ネットを探ると顔出ししてはしゃいでいる人も散見される。その人たちがどんな気持ちでいるのかは分からない。本当に楽しいのかも知れないし、ネタになるということ自体を楽しんでいるのかも知れない。ただ私が言いたいのは「ネタでやってみようw」という中途半端な気持ちで挑むことだけはやめた方が良いということである。自分のことを非リア充だと思うなら、いっそのことアイドルとか2次元にどっぷりハマった方が楽しいし幸せだぞ。というわけで、私も明日はアイドルグループNegiccoを追いかけて、新潟まで遠征してくる。ここまで乱文を読んでくれてありがとう。

 

圧倒的なスタイル -NEGiBAND ver.-(完全生産限定盤)

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