【レビュー】普段使いのPCにChromebookを選んだ3つの理由
1. 安い
まずは値段です。私が購入したのはHPのChromebook 11 G3というものですが、セール品で約2万円でした。こまめにチェックしているとこのくらいの価格で買えます。セールで買えなくても安心してください。Chromebookは一部のハイスペック機を除き、大体3万円くらいあれば購入できるので、定価で買ってもかなり安いです。もちろんハードウェアとしてのスペックは普通のPCと比べたら劣りますが、Chrome OSはそこまで高いスペックを要求しないので十分です。
2. 速い
これもかなり魅力的。蓋を開けると電源が入り、数秒でログイン画面が出てすぐに使えます。直前に開いていたタブが復元されるので、すぐに作業に取りかかれます。ブラウザを動かしているだけ(それしか出来ない)なので、動作もキビキビしております。
あと、購入して最初にやらなければいけないセットアップが楽チンなのも特筆すべき点でしょう。WindowsにせよMacにせよ、パソコン買ったあとってかなり面倒ですよね。やたら待たされるし、アップデートに次ぐアップデートに耐えた後にさらにソフトのインストールを行わなければなりません。ところがChromebookは言語設定とWifi設定だけやればOKです。あとは持っているグーグルアカウントでログインするだけで済むので楽です。
3. ラップトップであること
最近はノートPCにこだわらずとも、タブレットという選択肢もありますが、今回はここを絶対に譲れない点としました。というのも、私が現在普段使いしているPCは、ソニーが残した負の遺産「VAIO Tap 11」なのです。本体とキーボードが完全に分離したモデルで、重量1.1kgと当時にしては軽量で、しかも一応Core i5搭載という、そこそこのスペックだけどタブレットとしても使えるハズの製品でした。しかし実際は、無線接続のキーボードは接続不良を起こすしBluetoothのドライバがちょくちょくお亡くなりになる、文字を打つという目的には最悪の相性なやつでした。
まとめ
以上を考慮した結果、ちょうどセールで安くなっていたHPのChromebook 11 G3を購入しました。ノートPCの見た目をしていますがChrome OSなので、できることはかなり制限されます。ただ、それなりの作業領域(11インチ)で起動も早く(7秒)、ハードウェアキーボードで入力できるので、文字を打つのにはかなり向いています。「スマートフォンやタブレットではちょっと画面が小さい」「やっぱり文字入力はキーボードじゃないと」という方は購入を検討しても良いのではないかと思います。Chromebookはどれを選んでもスペックに大差はありませんが、画面サイズとRAM容量だけは確認しておくと良いと思います。量販店でも容易に買えるのは「Chromebook CB3-111-H14M」や「Chromebook Flip C100PA」辺りです。
余談 検討した機種
以上の結論に至るまでに購入を検討した機種を挙げていきます。
Macbook / Macbook Air
軽くてそこそこ使えるノートPCを探すとこれに行き着きます。ただ、どうせMacを買うならカスタムを考えてしまうんですよね。例えばMacbook AirならせめてRAMを8GBにしたいとか。そうするとちょっと予算オーバーなのでした。
XPS13
13インチでフルHD以上の解像度のモニターを搭載しながら、フットプリントは11インチノート並という製品。重さも1.29 kgと重くない。かなり魅力的なのですが、キーボードのキーストロークが浅くて少し打ちづらかったです。あとはMacbook同様、RAMを増やすと高価になるので除外しました。
Eeebook X205TA
安いWindowsのノートPCの代表格がこれ。重量980g、11インチのノートPCが約3万円で買えるなんて、すごい時代になったものです。バッテリーも12時間もつし、Windows 10搭載なので、きちんとOfficeソフトが動きます。ただ、スペックがタブレット並なのが不安材料。特に、ストレージが32GBしかないのはWindowsにしてはやはり心許ないので選択肢から外しました。
TransBook T90Chi
安いWindowsでいうと、こちらも忘れてはいけません。8.9インチのWindows 10搭載のタブレットですが、Bluetooth接続のキーボードが付属して3万円程度なのは魅力的。キーボード接続部にはヒンジが付いているので液晶の角度調整ができます。今回はタブレットを買うつもりはなかったので除外。