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【レビュー】「SARASA Grand(サラサ グランド)」定番ゲルインクボールペンに高級軸登場!

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ここ数年、個人向けの筆記具の高級化が進んでいます。インクについても進化を続けていますが、スーツからサッと出せる、あるいは手帳と一緒に持ち出せるような見た目のボールペン。
 
この度、ゲルインクボールペンの定番商品であるSARASAから高級軸タイプのものが発売されたのでレビューします。

 

 

定番ゲルインクボールペンの高級軸モデルの登場

これまでも、単色のボールペンの高級モデルというのは日本の筆記具メーカーがしのぎを削ってきました。代表的なところでは三菱鉛筆の「ジェットストリーム プライム」やPILOTの「コクーン」でしょうか。しかし、これらはともに、低粘度のインクを使った油性ボールペン。
 
 
ゲルインクボールペンの高級軸ってパッと思い浮かびません。水性ボールペンならトンボ鉛筆の「ZOOM 505」なんかは昔からありますけどね。
 
そんな中で「Hi-TECH C」「Signo」と並ぶ、ゲルインクボールペンの定番である、「SARASA」の高級モデルが発売されました。しかもお値段1,000円!早速手に入れてみました。
 

オール金属ではないが、重量感のある本体

ちょっとだけ豪華なパッケージ
 
 
価格が1,000円ということで、フルメタルではありません。クリップ下の部分と、下半身はプラスチック製です。しかし、ノック部分とクリップを含む上半身は金属製でズシリと重さを感じます。
 

0.4, 0.5mmがラインナップ。インクは「黒」のみ。
 
 
基本的に「SARASA クリップ」を高級化したデザインなので、クリップはしっかりとした作りになっています。
 

 金属製のクリップにはしっかりと「SARASA」の文字が。

インクは「SARASA クリップ」と共通。「SARASA ドライ」のリフィルも使用可

インクについては替えのリフィルの型番が「SARASA クリップ」と同じものなので、書き味についても同じです。
 

SARASA クリップ」と並べてみた。
 
 
もっというと、「SARASA ドライ」のリフィルも使用する事ができるので、インクを交換する時は絶対こっちがオススメ!速乾性能が従来品と比べると格段に進歩しています。
 

 こちらで「SARASA ドライ」を簡単に紹介しています。

highconsciousness.hatenablog.com

 

 

まとめ -高級モデルへの敷居がまた一段低くなった。

会社や組織が消耗品にかかる経費を削減していく中、文房具業界としては、個人向け筆記具の単価を上げて盛り返そうという流れが続いています。「高くてもこだわりのある」製品を使いたいというニーズとマッチしているし、これからしばらくはこの流れが続くでしょう。かく言う私も、冒頭に挙げた「ジェットストリーム プライム」も「コクーン」も愛用しています。
 
そんな中で今回発売された「SARASA Grand」。「SARASA」というと、中高生がノートを取るときに使っているイメージですかね。様々なインクの色が用意されているため、授業ノートをカラフルに彩ることができました。
 
にもかかわらず、今回発売された高級モデルで用意されたのは「黒」一色。私がイメージするSARASAの使用イメージとは少し違います。しかし、ゲルインクボールペンの特長は「発色が良い」ところにあるため黒もオススメなのです。
 
社会人になって、ちょっとだけ高いやつを使ってみたくなった時、店頭で「SARASA」の名を冠したよさ気なボールペンを見つけて手にとってみる。そんな感じで売れていくと良いなあと思います。