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TIF 2016に初めて行ってきた!

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東京アイドルフェスティバル2016、通称TIF(てぃふ)2016に行ってきた。今回で通算7度目の開催となるこのお祭りに参加したのは、私にとって初めてのこと。

 

TIFとは?

2010年より開催されている、多数の女性アイドルが出演するフェスティバル。アイドリング!!!のプロデュースで知られる門澤清太が発案し実現した。2011年以降の会場はお台場周辺。年々規模は拡大しており、ウォールストリートジャーナルにおいて、「5 Places in Japan to Enjoy Summer Music Festivals」として「フジロック」「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」「サマーソニック」「東京JAZZ」とともに紹介されている。
 
 
ちなみに、規模や開催期間等がバラバラなため、単純比較ができないのは承知の上だが動員数で比較すると以下の通り。
 
 TOKYO IDOL FESTIVALフジロックROCK IN JAPAN FESTIVALサマーソニック東京JAZZ
集客数(2015年※)[人] 51,481 115,000 250,000 227,000 90,000
※東京JAZZは2014年
 
2016年は、船の科学館の駐車場にステージを新設し、さらに開催期間も8/5(金)、6(土)、7(日)の3日間に伸び、さらなる拡大を狙っていた。そして、実際に動員数では75,978人と、歴代トップとなったようである
 
冒頭にも触れたように、私がこのイベントに参加するのは初めてだし、なんなら野外フェスに参加するのも初めて。チケットを入手したのは3日目のみだったが、初日と2日目も少しだけ様子を見に行っていた。というのも、会場の場所や有料/無料の違いがよくわからなかったら下見をしておきたかったから。
 
開催場所は以下の通り。無料で観覧できたのは「SMILEGARDEN」「FESTIVALSTAGE」「DREAM STAGE」「GRAND MARKET」となっている。「GRAND MARKET」は物販や握手会などの特典会が行われているエリアになっており、アイドルによっては無料で握手やハイタッチができる場合もある。無銭でふらっと立ち寄る場合、DiverCity Tokyoの出入り口にある「FESTIVAL STAGE」と「GRAND MARKET」の2か所を回れば、アイドル現場の雰囲気をつかむことができるだろう。
①HOT STAGE Zepp DiverCity (TOKYO) 有料
②SHIP STAGE 船の科学館 駐車場エリア 有料
③SMILE GARDEN フジテレビ湾岸スタジオ 横 公園 無料※
④DOLL FACTORY フジテレビ湾岸スタジオ M2(屋内) 有料
⑤SKY STAGE フジテレビ湾岸スタジオ 屋上 有料
⑥FESTIVAL STAGE ダイバーシティ東京 プラザ2Fフェスティバル広場 無料
⑦DREAM STAGE フジテレビ本社屋1F広場 無料※
⑧INFO CENTRE 湾岸スタジオ 多目的ホール(屋内) 有料
⑨GRAND MARKET 青海臨時駐車場 無料
⑩GREETING AREA 青海臨時駐車場 無料
 ※前方はチケット購入者の優先エリア有り

1日目(無銭接触厨)

というわけで、初日。平日だったが、大学を早めに引き上げて16時ごろに会場へ。「なんか、無料で握手できるアイドルもいるらしいよ。」と悪友を連れて。2組ほど、無料握手に興じ、夢アドを筆頭に顔だけ見て満足できる面々をさらーっと眺めていた。しかし、つりビットの特典会も行われていたため、結局彼女たちの握手会にも参加してしまった。やっぱり握手できれば誰でも良いってもんじゃないなあと痛感。最近、知人を連れて釣り現場に行くことが何度かあるのだけれど、結構評判が良い。定期公演をリピートしてくれる人もいて、なんかちょっと嬉しい。
 
そんなことより、印象に残ったのはとにかく暑いってこと。快晴だったこの日は16時の時点でも太陽がまぶしく、アスファルトからの照り返しもすごかった。暑さ対策を一切せずに行ったのは完全に失敗で、短時間いただけで死にそうになった。結局ステージ自体はCheeky Paradeだけ見て帰った。
 

2日目 暑さ対策をばっちりと。

2日目はつりビットがトップバッターだったから、9時半に行った。「スタートダッシュ!」「Go! Go!! Fishing」「はじめてのキモチ」の3曲を鑑賞。さわやかだった。これだけで十分。実はこの日の目的は、大学の時の友人と再会することだった。彼自身はアイドルに明るいわけではないのだが、会社の先輩に連れられて参戦していた。昼前に合流してからしばらく歓談し、別れた。私はというと、明日に備え「如何にして体力を温存するか」だけを考えて、屋内に避難。前日の比にならないくらいの猛暑。10時から17時の間はとにかく暑い。帽子などの日除けは必須だし、水分補給も欠かせない。ずっと屋外にいるのは危険だから、適宜建物の中に入った方が良い。無銭で参加する場合も、DiverCity Tokyoなどの商業施設があるから、ぜひ利用して欲しい。
 
夜になってみんなと再び合流し、Cupitron、predia、妄想キャリブレーション、わーすたと続けて鑑賞。Cupitronはつりビットとの合同イベントで見たことあるけど、本格的なエレクトロサウンドと可愛らしいダンスが魅力的。prediaは初。力強いボーカルは圧倒的で、色気のあるダンスと併せてカッコいい。メンバーの年齢的にはNegiccoと同じくらいなのだけど正反対のパフォーマンス。
 
妄想キャリブレーションに関してはよくも悪くも曲の印象が残ってない。ヲタクたちの盛り上がりがすさまじい。2016年のTIFは(主に)客席後方での観客のモラルが問われるような事案がみられたようだが、私が唯一直接体験したそれっぽいのがこの時。といっても、後方でのヲタ芸が激しかったってだけのことだったが。「FESTIVAL STAGE」はDiverCityへの動線になっているため、後方は通路確保が求められている。ヲタ芸そのものは全く否定しないが、警備員との小競り合いを楽しむような雰囲気もあったかもしれない。
 
わーすたは間違いない。新曲を新衣装で披露した後の「いぬねこ。青春真っ盛り」は誰もが盛り上がる曲になっている。「『ねこ?ねこ?にゃんにゃんにゃん』をやらずにフェスは終わらない感」はある。
 
そんな感じで2日目は終了。
 

3日目 Negiccoに挨拶をば。

3日目は有料エリアでも観覧した。というのも今回のTIFで、私の推しであるNegiccoの単独での出演が「HOT STAGE」でしか行われなかったから。NHKホール公演があまりにも良かったから、その感想を伝えるのも目的の一つ。とはいえ、せっかくチケットがあるのだから、と11:10からのつりビットから参戦。
 

11:10~11:25 つりビット @SMILEGARDEN

会場にはギリギリに到着したのだけれど、優先エリアにもかなりの人が。セットリストは6月に発表された新曲を入れた3曲。どの曲も王道アイドルポップといった感じで、専ヲタ以外も大いに沸いていた。
 
1. Chuしたい
2. 裸足のマーメイド
3. 真夏の天体観測
 

11:55~12:10 DEAR KISS @DREAM STAGE

GALETTeのCDを頂いたのをきっかけに知った四島早紀が所属するグループということで観てみた。スラっとスタイルの良い彼女を見ているだけで楽しい。盛り上げ方も上手く、3曲があっという間だった。
 
1. SHOOTING STAR
2. Dearest
3. ハーメルンの夕暮れRemix ver.
 

13:00~14:00 特典会(つりビット)

一応つりビットとの握手会も行った。特に話すことなんてないんだけど、なんとなく会いたくて。みーちゃんとは「今日はこの後Negiccoも出るからそれも楽しみで」というと、「Negiccoさんと写真撮れたら良いな!って思ってるんだけどね、ちょっと難しいみたいなんだよね…同じ新潟出身だから会いたいな!」って言っていた。撮れたみたいで良かった!

 

13:40~14:00アップアップガールズ(仮) @SHIP STAGE

アプガはTパレ感謝祭で1度見たことがあるだけ。夏フェス仕様の水着衣装でのステージ。時折、水風船を投げたり水鉄砲を放ったりと暑く、涼しいパフォーマンスだった。
 
1. アップアップタイフーン
2. 虹色モザイク
3. キラキラミライ
4. お願い魅惑のターゲット
 

14:00~15:00 特典会(Negicco)

この日の目的はこれ。NegiccoのNHKホール公演が素晴らしかったから、それを伝えたかった。アプガが終わって会場に向かうとかなりの盛況ぶり。しかも剥がしもかなり緩く、列の進みが遅い。30分くらい並んで握手会へ。とりあえずメンバー全員にNHKの感想を。特に、かえぽが跳んで喜んでくれたのが印象的だった。

16:15~16:45 Negicco (HOT STAGE)

お目当てのNegiccoは新旧混ぜつつも、フェス向きの曲が中心のセットリスト。30分のパフォーマンス中に連続でタオル曲を2曲も織り込んだのは驚いた。NHKホール公演で初披露された新衣装でのライブは、活動14年目を迎えた貫禄を感じるものだった。印象としては、思ったよりもネギライトが少なかった(私も持って行かなかったのだけど)。それでもZepp Divercityが入場規制がかかるほどに埋まっていたから、Negiccoを観たいというアイドルファンは多いのだなあと、改めて感じた。見よう見まねでコールをしているライトな方も多数見かけた。
 
1.トリプル!WONDERLAND
2. 恋のシャナナナ
3. トキメキ★マイドリーム
4. RELISH
5. さよならMusic
6. ねぇバーディア
 

17:55~18:10大阪☆春夏秋冬(SKY STAGE)

とりあえずSKY STAGEに行ってみたらやっていたのが大阪☆春夏秋冬。それなりに人気があるのは知っていたけれど、観るのは初めて。白い衣装で清純系かと思いきや、ラストの曲は観客が肩を組んで盛り上がっていて、私的には思わぬ収穫。

 
1. レインボーカラー
2. SHINE
3. Let You Fly

18:15~18:30 DEAR KISS(SKY STAGE)

DEAR KISSは、この日2度目。新曲の「D.D.D」が結構気に入っていて、生で聴けるかなあという期待があったのだけれど残念ながら聴けず。
 
1. 虹色パラバルーン
2. Step and Shout
3. Dearest
 

18:30~18:45 バニラビーンズ(SKY STAGE)

SKY STAGEで観たかったのはバニラビーンズ。解散商法の時はシングルを1枚買っただけだったけれど、たまに聴きたくなる存在。この時間帯のSKY STAGEは、日も落ちてきて、暑さも和らぐから居心地が良い。北欧からなのかはわからないが、心地よい風が吹いていた。

1. ニコラ
2. Say Goodbye
3. Summer Vacation

19:15~19:30 callme(DOLL FACTORY)

TIFラストはcallme。DOLL FACTORYでのステージ。個人的に、ワンマンライブに行きたい筆頭アイドルが、このcallmeなのだけれどことごとく予定が合わない。そんなcallmeは、照明演出の効いたスタジオで堂々としたステージを魅せてくれた。今風というよりは若干の食傷気味ではある、モロなEDM新曲も、キレッキレのダンスとの相性が良くて素晴らしかった。ラストのstep by stepも観客一体となって、掛け声が飛び交い非常に盛り上がったパフォーマンスだった。2016年9月16日にワンマンライブが決定したようだから、今度こそは行きたい。
 
1. Real love
2. in my dream
3. step by step
 

最後に

総括

callmeで大満足したからここで私のTIFは終わった。私は基本的にはNegicco単推しだったはずだから、こういったアイドルイベントにはそこまで興味はなかった。けれどこうして参加してみると、Negiccoがアイドルファンの間でどのような立ち位置なのかを肌で感じることができたから、良い経験だった。それに、他のアイドルを観て、盛り上がっているのを見るのも楽しかった。来年?どうしよっかな。
 

SMILE GARDENについて

現場に行ってみたいと思っている在宅派の方々はTwitterのタイムライン上で、SMILE GARDENでの悪い印象ばかりが伝わってくるのだろうと思う。しかし、これを見て「行くのやめようかな」なんて考えるのはもったいないかなあ、と。だって、大半のステージは安全だから。私の印象では「夜」「SMILE GARDEN」「アゲ曲」の3ワードが被らなければ不快な思いをせずに済むと思う。つまり、今回でいえば、ベイビーレイズJAPANおよびそのファンは完全に被害者だったわけだけれど、それ以外はあまり問題はなかった。いずれにせよ、暑いし、ステージ脇から見えなくなったSMILE GARDENは初心者向けの会場でない。とにかく、SMILE GARDENがTIFの象徴のように扱われていて、そういう側面もあるけれど、SMILE GARDEN抜きでもTIFは楽しめますよってこと。